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トライアスロンのお話し 第六話【Ironman World Championship出場資格の獲得のお話】

トライアスロンのお話し 第六話【Ironman World Championship出場資格の獲得のお話】

しばらくレースがありませんのでトライアスロンのお話し
第六話【Ironman World Championship出場資格の獲得のお話】
Ironman World Championshipに出場するには世界中で開催されているIronmanレースに出て出場権(以下コナスロットと言います)を取る必要があります。
●World Championship出場権(コナスロット)の仕組み
コナスロットの数は各レースにあらかじめ配分されています。
レースの規模によってコナスロット数は変わります。
ヨーロッパチャンピオンシップとか北米チャンピオンシップなどの称号がつくレースはスロット数が80〜100ありますが、他のレースは30〜50ぐらいが一般的です。
参加選手の中で各レースに配分されたコナスロットを取り合うのですが、コナスロット数の配分方法はそのレースの総参加者人数と1つのエイジグループ参加者の比例配分で決まります。
エイジグループ
18-24, 25-29, 30-34, 36-39, 40-44, 45-49, 50-54, 55-59, 60-64, 65-69, 70-74, 75-79, 80-84, 85-89
※現在世界最高齢アイアンマンは日本人トライアスリート稲田弘さん86歳です。
例えば、総参加者2,000名のレースで男子30-34クラス(M30)の選手が200名とすると、このグループの人数は全体人数の10%となるので、このレースの総スロット数が50とすると、M30のコナスロットは5個ということになります。
ただし、1人だけしか参加者のいないエイジグループにも必ずスロット1個が配分されますので、比例配分の数字より若干少なくなるのが一般的です。
先程例にあげたM30のスロットは比例配分上5個ですが、参加者がいる全てのエイジグループにスロットを配分した結果4個となった場合、M30の選手は200名中上位4位にならないとコナスロットは獲得できません。
●ロールダウン
もう一つロールダウンというのがあります。
ロールダウンとはコナスロット獲得順位以内にいる選手が何らかの理由で出場権を放棄した場合、そのスロットが次の順位の選手に降りてくるという仕組みです。
先程のM30(スロット4)で1位から4位までの選手の中で誰かが出場権を放棄した場合、そのスロットは下位の選手に降りてきます。
ロールダウンの発表は、コナスロット獲得順位以内の選手が出場権を取るか放棄するかを確認した後に行われますので、Ironman World Championshipに参加したいと考えている選手は、たとえ何位でもパスポートとクレジットカードを準備してその会場にいる必要があります。
コナスロット獲得選手は必ずその会場にいる必要があります。
スロット順位内の選手でも名前を呼ばれてもいない場合、そのスロットは下位の選手に降りてくることになります。
ロールダウンで名前を呼ばれた選手も同様で、名前を呼ばれてその場にいないと次の順位の選手にスロットは降りて行きます。
●ロールダウンのドラマ
過去ロールダウンで多くのドラマがありました。
その一つ、年は忘れましたがレースはアイアンマンジャパン五島長崎。
強豪ひしめく女子30-34でコナスロットは1つ。
コナスロットを狙う強豪選手は当然お互いを知っていました。
その年の優勝者は新倉選手で、当然コナスロットを取ることをライバル全員が知っていました。
なのでライバル全員はロールダウン会場には行きませんでした。
そこでドラマが起こりました。
あるエイジの選手全員がコナスロットを放棄してスロットが1つ余りました。
そしてそのスロットが1番競走の激しいクラス、女子30-34にまわってきました。
レースディレクターの山本光弘さんが2位の選手を呼ぶも会場にはいません。3位、4位....と呼びますが誰も会場にいませんでした。
そして20何位かになった時、1人の女性が手を上げてコナスロットを獲得しました。
一緒に参加した方の付き添いで会場にいたとのことでした。
他にも同様のドラマが多くありました。
コナスロットが欲しい方は完走していれば順位に関係なくスロット会場には行きましょう❗️
●雑念を捨て無心で狙うコナスロット
コナスロットを獲得目的でレースに参加すると、同じエイジグループのライバル選手の過去の記録を調べたり、レースナンバーを記録してレース中に自分との位置関係を意識したり、コナスロット獲得のために必要なフィニッシュタイムを決め、その目的タイムを達成するためスイム、バイク、ランの目的タイムを決めたりします。
コナスロット獲得意欲が強くなればなるほどコナスロット獲得の敷居は高くなります。
この投稿シリーズで、レースに挑む心構え的な内容を先の投稿に書きましたが、レースでは雑念を捨て無心でゴールを目指すことが大事です。
ゴールした結果、コナスロットが取れたか取れなかったを見れば良いのです。
●コナスロット獲得の50%は運
コナスロットの獲得ができるかどうかの50%は運だと考えています。
もちろんある程度のパフォーマンスレベルは必要です。
しかしその先は、自分より速い選手が参加しているのか? していないのか?で順位が決まります。
私のエイジM65になりますと参加選手も少なくなり、どのレースに行ってもスロットは1つですので優勝するしかコナスロットは取れません。
無心でベストを尽くしゴールした後に自分より早くゴールした選手がいたかどうかという事です。
たまにどのレースがコナスロットを獲得しやすいか?との質問を受けることがありますが、早い選手が参加しているかどうかは自分では決められませんのでどのレースでもスロット獲得条件は同じだと思います。
また「年齢が上になったらコナスロットを狙う」との話も聞きますが、同じエイジの強豪選手もそのまま歳をとり常に同じエイジにいますので歳をとっても条件は同じですので、今獲得できなければ、いくつになっても獲得できないということになります。
唯一、健康に気をつけて長寿サバイバルレースという考えなら可能性はあるかと思います😊
●私のコナスロット獲得狙いレース戦績表
※(年齢)
1999 IM Florida→2000WC(45)
2000 IM Korea→2001WC(46)
2004 IM Korea✖️(50)
2005 IM New Zealand→2005WC(51)
2006 IM New Zealand→2006WC(52)
2007 IM New Zealand→2007WC(53)
2008 IM New Zealand✖️(54)
2008 IM Hawaii70.3 Honu✖️(54)
2008 IM Japan Goto✖️(54)
2008 IM Frankfrut✖️(54)
2011 IM Japan70.3→2011WC(57)
2012 IM New York✖️(58)
2013 IM Korea✖️(59)
2013 IM Philippine70.3→2013WC(59)
2016 IM合肥70.3✖️(62)
2016 IM廈門70.3→2017WC(62)
2017 IM廈門70.3→2018WC(63)
2018 IM上海70.3✖️(64)
2019 IM Estonia✖️(65)
2019 IM 西安70.3→2020WC(65)
戦績 : 20戦10勝10敗
 内5レースは70.3でスロット獲得
70.3(ハーフアイアンマン)でコナスロットが付いているレースがあります。
私の場合スイム、バイク派、ランが苦手、トレーニング不十分ということで、ここ5回は70.3でコナスロットを獲得しています。
●いつかはハワイ
Ironman World Championshipがトライアスロンの全てではありませんが、いつかはハワイを目標にしては如何でしょうか?
レースに参加しなくても、見るだけで素晴らしい多くの感動を味わえることができます。
「いつかはハワイ」の気持ちがあればハワイは夢ではなくなります❗️

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