トライアスロン(CEEPO)のお話しシリーズ 第120話【苦しい時に出る本性】
トライアスロン(CEEPO)のお話しシリーズ 第120話【苦しい時に出る本性】
トライアスロン(CEEPO)のお話しシリーズ
第120話【苦しい時に出る本性】
【守るべきは守る】
私は競泳出身ですので水泳を例にお話しをさせていただきます。
100m自由形での勝負はラスト25mです。
腕に乳酸がたまり体内酸素量も少なくなり苦しさは最高レベルになります。
その時に、疲れと苦しさによって
・乱れたフォームで泳ぐか?
・元気な時と同じフォームで泳げるか?
によって記録は大きく変わります。
競泳に限らずバイク、ランでも苦しい時でも正しい動きができるかどうかがパフォーマンスに大きく影響を与えます。
トレーニングの目的の一つに「苦しい時でも基本フォームが維持できるようにする」があります。
一方私が経験してきた季節商品のアパレルビジネスでは、売上予算達成や在庫減額のために毎年開始時期が早くなるマークダウン(値引)セール、回数を重ねる毎に本来の主旨とは変わって売上予算に組み込まれるようになる福袋セールがありました。
学生時代では、テストが終わると全て忘れてしまうテストのための一夜漬け勉強がありました。
これらは目先の問題に対応するベく、本質とは異なった行動をおこしてしまった例だと思います。
スポーツでもビジネスでも苦しい時にも本来のフォームが変わらない、ビジネス姿勢が変わらないことが重要です。
状況は変わっても守るべきは守るという考えで日頃からトレーニング、仕事、勉強に向き合うことが大事かと思います。
Endless Triathlon Life❗️